新竹出身でありながら、長年台北、海外に住んでたため、故郷に戻る度に、迷子になってしまうタイプだったが。
最近バイクを走らせ、地元の隅々まで冒険するようになった。
今日は毎回通りかかるけど、今日と言う今日は”新竹鐵道藝術村”に立ち寄ることにした。
屋根の方をじっとして見れば分かるかもしれないが、実はここ昔国鉄の倉庫をそのまま改築し、現在展示空間として使われている。
中には数人の方がいたため、写真のほうは遠慮しといた。
”新竹鐵道藝術村”字面通り、室内の空間を通り抜けると、線路が見えてくる。 ここでコーヒーを飲みながら電車を眺めるのも面白い。
どっちかと言うと、ここは線路沿いに建てられた建造物のせいか、全体的に長い。左には写真撮れなかった展示空間以外、右の方に何軒か芸術家たちの事務所が軒を列ねる。
その中、一室を通る時、中の様子に目を留めた。
油絵教室だ。
小さい頃から絵を触れる機会はあったが、習うこと僕には憧れを持つため、じ~と見ていたら。
先生が僕に声をかけた。
下記の会話は基本的に中国語だったけど 五行目にご注目!
1「あのう。。。」
2「あ、すいません、先生の方ですね」
3「はい」
4「すいません、私はこういうものですが」(名刺を渡した)
5「今日、さむいですね」←いきなり日本語
6「えっ!?日本語できるんですか」
7「ええ、うちのばあちゃんが話せてたんで」
日本語が話せる共通点を持つため、すぐに打ち解けて語り合った。
先生の名前は”葉巧克”で、僕より一つ上。 油絵一筋10数年磨きをかけてきた。
先生の作品、様々な物、人そして現状を画材にし、感性溢れるタッチの繊細な絵を描きだす。
幼少期から油絵を触れているが、高校時代美術コースに入らず、そのまま現地の師範大学に進学し、夢を諦めず、実現した先生のことに脱帽!
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